《ジャパンカップ》
このレースは【キング&クイーンの法則該当レース】となります。
馬関係は以下の通り。
G《天皇賞・秋》{Qジェンティルドンナ、デニムアンドルビー&Kスピルバーグvsイスラボニータ>フェノーメノ}※休み明けにつき再抽選
G《凱旋門賞》{Qハープスター&Kジャスタウェイ>>アイヴァンホウ}
G《宝塚記念》{Qジェンティルドンナ、デニムアンドルビー&Kヒットザターゲット>トーセンジョーダン}
なんと凱旋門賞組が出来るとはw
血統診断的には
牡馬→フェノーメノ>スピルバーグ>>イスラボニータ>>ジャスタウェイの順で評価。
牝馬→デニムアンドルビー>ハープスター>ジェンティルドンナの順で評価。
【競馬の一般常識的なイメージ】では…。
イスラボニータはなんか強いフジキセキ産駒なので崩れないんですね、なぜか。しかし2400mではパフォーマンスを落とすかも…。蝦名だし…。
スピルバーグ(単にディープ産駒だから府中の2000mG1を勝ったと捉えるのではなく新血統論的にみればなかなか良い感じの馬)は2400mで前走のような脚が使えるのか疑問。
ジャスタウェイには2400mは長い? 鞍上が福永小僧では…。
ジェンティルドンナはこれがラストランで…? 不安はしかしこれだけだが…。ムーアだから大丈夫?
ハープスターは海外遠征後の状態が…。
とまあこれはあくまでフツーの予想ファクターによる単なるイメージであって、この程度の材料で馬券が当たったら苦労はせんわのう、というヤツです。
キング&クイーンの法則の手順では、例えば…。
軸ジェントルドンナ→{Qs|デニムアンドルビー、ハープスター}→{Ks|スピルバーグ、イスラボニータ、フェノーメノ、ジャスタウェイ、ヒットザターゲット}
という馬券が考えられます。
今回来日の外国馬はかなり苦しいといと思います。
しかし新血統【論】予想の視点からみると、この《JC》は血統の流れ、というか競馬歴史そのものがこのレースの勝ち馬の中にあらかじめ組み込まれていたかのように感じられたりします。
第一回の勝ち馬はなんとハイペリオン産駒だったわけでして。日本馬で最先着したのは在来牝系をボトムラインにもっていたりと。
過去の《JC》の歴史の中で、いくつかあった外国馬の激走に目をやると、競馬の歴史そのものがこのレースの馬券に直結している、ということを感じたりもするのです。たとえば「後進国と思っていたアメリカの馬にさんざんにやられたイギリスの競馬界は、ドイツ馬の導入によって息を吹き返した」といったような競馬史における事実が、ドイツ馬ランドの優勝とリンクされて思い出されるわけです。
ポストサンデーサイレンスの時代、血の飽和の時代のただなかで、競馬史はいかにして更新され、またいかにして繰り返されるのか、を問うことが新血統【論】のひとつのあり方だと思います。単に血統を適性とのみ捉えるのではなく、この血の飽和の時代がどこに進みつつあるのか、その過渡期の血統【論】を語って行こうと思うわけです。そしてその血統論が正しければ、馬券もまた当たりまくりはずなのです。
と、とりとめのない構成のエントリーになってしまいましたが、週末に向けて《JC》で過去に好走した外国馬の血統表をあれこれ吟味したいと思っています。