7/14日曜日 阪神11R《小豆島特別》
このレースもK&Qの法則に該当している十八番といっていいものだったのだが、馬券術としてちょっと微調整したのがアダとなり取り逃がす結果に終わってしまた。
◎「うまカンケイ」
《水無月》組
18)ホーマンファラオvsコンティネント※該当レースが道悪の特殊馬場のゆえ。
5)フミノバラード(Q)
16)ヒシワンスモア(Q)
17)コウユーキズナー(Q)
《三宮特別》組
6)マイネルクラッチ(D)
10)シャイナムスメ(d)
は実にシンプルなもの。不幸のはじまりは《水無月》が道悪の特殊馬場だったこと。こんなケースは「キング確定問題」が付いて回ると考えているので、ホーマンファラオvsコンティネントのどちらかをとるかが勝敗の分かれ目だった。
結果はホーマンファラオが13人気で快勝、コンティネントはダントツ人気にもかかわらず大敗。
《同伴カンケイもあるが、これは単独の関係なので、6番を買い目に入れるにしても、美味しいのはシャイナムスメが主要な馬券対象へと浮上してくる点である》とblog予想に書いておいたように、馬券のキモはここにあったといえるだろう。
ホーマンファラオについては「流れ込む対応の馬が、今回は直線を向いてグッとハミをとってくれました」(週刊「競馬ブック」より)と鮫島良のコメントがあったが、実際のレースをみていると、先行したコンティネントとホーマンファラオが4角で、K&Qの法則のキングのステータスを交換するかのように真逆の方向へとすっ飛んでいったように見えた。これは単なる印象ではなく、次のような理論上の根拠があるのである。それは構造というものが、どういうものであるかを教えてくれるだろう。といっても、法則の手順としては、キングのホーマンファラオから買うだけだったのだが。
以下採録。
※
K&Qの法則の理論的なキモは「牝馬の交換の体系」あるので(たとえ牝馬が入着していなくても)、独占的に(K)の囲み込みの対象となる点である。ただ、競馬のレースが真に交換(変換)の体系であるなら、過去走同路線組(うまカンケイ)における牡馬たちの間でも、新たに(K)のステータスの交換が行われているはずである。ジャンケンならグー、チョキ、パーのステータス(?)が決まると勝敗も自動的に決まる。K&Qの法則を馬券術にするときも、基本的にはジャンケン方式で(K)を決めているが、一応、ここに書いた再交換の「抽選」みたいな構造も頭に置いておいたほうが良い(それでは軸なし馬券になってしまうが…)。キング確定問題はその構造の一部に過ぎない。