《新潟記念》の決着はなんだったのか? K&Qの法則の視点からの回顧。
これはケン(夏休み)していたレースですが、なかなか事前予想は難解で、また結果も大荒れでしたので、まずはこういうのから考えてみたいと思います。
【レース後における単純な感想】
・ダイシングロウがかかって爆走。どぼん!
・田中勝がヘグってトウショウヴォイスがどぼん!(なんせ自分でもいってるしww)
こういう要素が結果に及ぼした影響はやはり大きい。
【うまカンケイはどうだったのか?】
《小倉記念》組
ダイシングロウ(K)
サンレイジャスパー(Q)
《関屋記念》組
タマモサポートvsトウショウヴォイス※K確定問題
ヤマニンアラバスタ(Q)
《七夕賞》組
ミストラルクルーズvsマイネルキッツvsミヤビランベリ※K確定問題
アルコセニョーラ(Q)
事前の検討では、上記のような関係の書き出しができるので軸馬はこの中にいる、という範囲のことはいえる! しかしどの馬?ww
・ダイシングロウ…いろいろ不安ありも連勝中。本当に強ければ…。
・タマモサポート…2000mではかかるので1600mの《関屋記念》で激走→2000mで??ということで、《関屋記念》はトウショウヴォイスを取るのが良いのではないか、というような判断材料はあるにはある。
・《七夕賞》は逃げ?でミヤビランベルリが脱落する、というようなフツーの判断よりも、ミストラルクルーズが休み明けだったので(これがK&Qの法則の単行本にない部分です)、着順を基準とした評価は白紙となる場合があることを考えると、判断保留となる。
と、だいたい牡馬なら、ダイシングロウ、トウショウヴォイス、ミストラルクルーズ、マイネルキッツの4頭が残ってくる。
【馬券はどうすれば良かったのか? 結果論としてww】
・もし、「これには逆らえないや」という◎馬がいれば、◎→Ks。
・K&Qの法則のステータスホースであるクイーンを軸にする場合は、こちらも3頭いるので…判断保留。
・P感覚的には、aPwに、バトルバニヤン、トウショウヴォイスがいた!
・でも今となっては田中勝がヘグッたことがわかっているので、腹立たしいwww
・バトルバニヤンは逃げ馬なので、このへんに違和感。
・そうすると、K&Qの法則のステータスホース以外の馬を見てみれば、さずがに買えない、という馬を除けば、トウショウシロッコ、フサイチアソートの2頭が目につく。実績あるのに人気薄。
【ちょっと新しい感じの考え方】
・こういう買目はどうか? Qs←→Ks。つまりクイーン-キングのフォーメーションによる馬単(マルチ)ww やけくそになってこれをやっていれば、4q×4k=16 で大儲けしていたww ※先週の小倉《佐世保S》も、Qs←→Ks で決まっていた! 安かったけど。 あのレースはハンデが軽過ぎたので停まる馬が停まらず、レースが壊れていたような…。
・なぜ、Qs←→Ks がやけくそのような買い方なのに効果的かというと、まず「勝者総取りの法則」がありますね。少なくともキング同士で連対することはありえない、という不変の法則です。また、実はクイーンにはちょっと面白い傾向があるんです、それはQs(複数のクイーンが存在する場合)といっても、Q&Qで決まることはあまり期待できない、ということなんです。Q&非ステータス牝馬、なんかの組み合わせの方が有望なんです。同性間の何かがそうさせるのでしょうか(また、同じ前走グループにおけるQs、ことなる前走グループ=うまカンケイにおけるQsの関係についても調べてみる必要があるかもしれませんね)。
ですから Qs←→Ks のフォーメーション馬券なんかはかなり合理的な買い方なんです。無駄な買目がいっさいないですから。
・Qs←→Ks のフォーメーション馬券 について定式化できればまたお知らせしたいと思います。やけくそから生まれた馬券ですが、なかなか応用が利くような。
【まとめ】
・2008年の《新潟記念》は、◎の一頭軸馬券や、3連式馬券で攻めるのはちょっと難しかったようですね。実際に予想をアップしていたとしても、KでかつPだったトウショウを有力視していた可能性が高そうで…どぼん! ひ〜。
勝負手としては、Ks→Qs→E(その他) の3連複のフォーメーション馬券というのではどうだったでしょうか。
4k×3q×3e(トウショウシロッコ、フサイチアソート、バトルバニヤン)=36点。
100円買いの人なら買えますねww
あるいは、夢馬券として、36×6(3連単マルチ)=216点×100=2万1千6百円を投資すれば、85%の確率で的中する! というのであれば買えますねww
ありえるのでしょうか?
とりあえず、分析してみましたが…いかがだったでしょうか。
(明日も続く)