西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

7/12土曜日 福島11R《テレビユー福島賞》

当たったレースはちゃんと自慢回顧しておこう、っと。
堅気の仕事で福島日帰り弾丸取材を敢行したご利益が生きたか。福島の名物はなんだろう? と思っていたら「野口英世」だった。ビールもお菓子も全部、英世ブランドだった。うん? 千円札の絵柄もこの偉人伝の人。そうかあ。ギャンブルだから。そうなら、博多日帰り弾丸取材もやったから、次は《博多ステークス》の番か。博多はなんでもうまかあ、で、ほんとそろそろ旅打ちもやらないと人生の黄昏がくるし、がんばろう。でも、これはフツーの競馬。前にいけるスピードのある馬の粘り込みを買うしかないレースなので残念。
さて、JRAのシャッフル競馬においてK&Qの法則該当レースが極端に減っているなかで、珍しく週中から気合いの入る高配当K&Qレースだったのがこの《テレビユー福島賞》。キング該当のレットバトラーは、「同伴馬の激アツ」条件で突如、大激走を果たした馬で、今回はノド手術も完了し大きな期待がかけられる状態だった。良血なので思わぬローカル人気になったいたが、K&Qの法則はそれでもクイーンの人気薄の期待値が高いので、5人気くらいなら十分高配当を狙える情況にあったといえる。
結果は、K&Qの手順通りに、K&Qのワンツーによる完全決着。
このblog予想は馬連3連複とも、¥14170円、¥21620円也。
乗り替わり騎乗の小林淳は「思ったほどいけなくてあの位置から。ただ3角からハミをとってくれて4角ではどこを割ろうかという手応えでした。ソラを使うと聞いていたので直線は馬群に入れた」(週刊「競馬ブック」より)。
K&Qの法則を馬の「ハーレム群れ」を想定したひとつの「理論モデル」とすれば、K&Q&牝&牝-牡 の順で入線したフォームはまさに「ハーレム群れ」モデルの視覚化といっていいものだった。スタリオン(ハーレム牡によるガーディング=囲い込み行動)を軸に、その回りに牝馬が安心して走っているという構造となっているわけだ(理論モデルによる仮定)。欲をいえば、クールロンシャンに勝浦が乗っていなければより美味しい配当となっていたわけだが。この人間的要因というものが競馬を難しくしているし、逆にいうと「騎手買い」でも十分闘っていけることを示しているのであるが。