西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

前週回顧

早くも水曜日。
今週末のエリザベス女王杯は外国馬2トが魅力一杯。
とにかく愉しみ。

さて【前週の回顧】だが、久々にまとまってK&Qの法則該当レースがあり、どれも法則という名に相応しい、予測通りの「振る舞い」=展開→結果を見た。だからここで、もう一度、どのように考え、予想すれば良かったを書いておきたい。
要するに、K&Qの法則に問題があるのではなく、JRA競馬の番組崩壊が元凶だということ。まともな前走関係さえあれば、馬たちの走りは無意思的、意志的にかかわらず相互作用して、それが着順という結果を生むのだ。そしてそれは予測できるのだ、十分に。
K&Qの法則該当レースさえあればね!

11/7日曜日
◆東京11R《錦秋ステークス》
「うまカンケイ」はシンプルでした。
Ga{Q9,14&K7>10>8>3}※3,7,10休み明け
「うまカンケイ」というのは、フツーの言葉に言い換えると、過去に対戦した馬が今走もまた同じレースを走る、そういった関係があるということです。要するに「過去の対戦成績」のことです。一般に「同路線組」ともいいます。K&Qの法則では、特に「同路線組」に牝馬が絡んでいる関係を「うまカンケイ」と呼んでいるわけです。そしてこの関係のあるレースを狙う、そんな必勝法がK&Qの法則なのです。
で、Ga{Q9,14&K7>10>8>3}の略記ですが、Gとは過去のあるレースのことで、今年の《錦秋ステークス》の場合は《秋嶺S》組のことです。
牝馬はQで表し、この場合は9)サンマルセイコー、14)キャトルキャールを「クイーン」(Q)と呼びます。でQと過去走でいっしょに走った同路線組の牡馬が、{7,10,3}番馬の3トということになります。> は不等号で着順を表しています。最先着しているのが、7)ロラパルーザです。これを「キング」(K)と呼びます。
必勝法の手順としては、このキングを軸にして馬券を組み立てるわけです。
今回の《錦秋ステークス》は他に強い馬がいましたので、ロラパルーザとそれらの馬を買うだけで、三連単を的中できた次第です。
どうですか? K&Qの法則を改めて基礎から解説してみました。
是非、みなさんも実践で、必勝法としてのK&Qの法則に挑戦して見て下さいね。

◆福島11R《みちのくS》
Ga{Q15&K3-8-16}※3,16休み明け
Gb{Q10,14&K6>9>13]※13休み明け
Gc{Q10&K9>8}
上記の略記のとおり、今年の《みちのくS》は「うまカンケイ」が3つあったわけですね。
Ga=《桂川S》組/Gb=《札幌日刊》組/Gc=《TVh杯》組
で、《桂川S》組の牡馬は大敗していて、近走成績からもとても買えません。
《札幌日刊》組で牡馬で最先着しているのは,6)インプレスウイナー、これをキングに指名します。《TVh杯》組を見ると、牡馬で最先着しているのは9)ファルクスです。
ですから、実質的に二つの同路線組から生まれている2トのキングのどちらかを狙う、これが必勝法としてのK&Qの法則の手筋です。
インプレスウイナーvsファルクスという図式になります。
どちらか、というのは、二つの異なった「うまカンケイ」から生まれた2トのキングは、どちらかが馬券圏に突っ込んで来て、どちらかが消える、からです。
えっ、何でそんなことが言えるの? と思われるでしょうが、これは絶対にこうなる、と断言できます。これこそがK&Qの法則のキモですから。これを「勝者総取り」の掟と呼んでいます。
どちらから一方しか馬券にならないわけですから、今走の《みちのくS》の場合、6-9 の組み合わせの馬券を買う必要はまったくないわけです。
で、結果は、15)メイビリーヴが勝ち、7人気の6)インプレスウイナー(K)が激走。メイビリーヴは《桂川S》組のクイーンでした。K&Qのワンツーで馬連15,630円の純正万馬券でございました。インプレスウイナーの全芝成績は<1005>、当該距離の芝1200mは<0002>。こんな馬を二択で狙える、これがK&Qの法則の良いところです。「勝者総取り」の掟により、ファルクスが消えているのに注目です。

◆京都10R《京洛S》
G{Q11&K7>12>4>9>6}
同路線組がたったひとつ。「うまケンケイ」もひとつ。
ただここで注意しなければならないのは、G=《オパールS》は不要馬場だったということですね。最先着している7)エーシンダックマンの上がりが36,2秒。当然、良馬場の今走は条件がガラリと変わるので、キングを指名するには「再抽選」を行う必要が出てくるのです。
私、西門慶二のとった馬券作戦は、K7>12>4>9>6 の{4,6,7,9,14}を△ヒモに回して、馬連/ワイドで買うというものでした。
結果は、クイーンの11)ヤマカツマリリンがハンデ51キロで大激走、惜しくも馬連での的中を逃してしまいました。的中はワイドの1,590円のみでした。
このレースもK&Q決着(2、3着)でしたので、当然買っておかなければならない組み合わせでした。痛恨。

以上、先週の日曜日はK&Qの法則で3連勝も十分あり得たわけです。
要するに問題は、JRAの番組崩壊にあります。K&Qの法則該当レースさえあれば、我々は大いに闘えるのです。しかもすべて同じ方法で同じ結果の到来を予想できるのです。必勝法とは本来こういうものでしょう。
木曜日に出走表が発表されると、この段階で土日のK&Qの法則該当レースの有無が判明しますので、是非、予想に挑戦してみて下さい。