西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

☆★的中報告★☆ サムソン&アーク 秋G1シリーズ3戦目 《天皇賞》も「P感覚」でワンツーです。

終わってみれば強い馬が勝ったとしか思えないのが競馬の決着。
でも、未来予想の段階では、スポーツ紙、専門誌の5〜7人いる「一軍」の印担当者の◎はきれいに4強に分かれていましたね。どれに◎を打つかで天国と地獄に…これがこの秋の流れです。
【週中展望】で書いたように、サムソン&チョウサン&アークが「P」馬。で、サムソンに最強形の「P」がかかっているので、迷わず◎。馬券は簡単だ、とまで書きました。
印の予想も併記したので馬単的中でも許されるでしょうが、買った馬券は馬連なので、4970円的中〜! です。
チョウサンは、「横山典に乗り替わり(ためいき)」「のり、が極端なことしなければ、が条件」「ツルマルボーイのときのように最後方追い込みをやれば届かない…」と書きました。その通りでしたね(W)。チョウサンの長山軍団は初G1に参加したような、しなかったような…という妙な状態に置かれていたのではないでしょうか。騎手というファクターを考えるとき、重要なのは統計的な傾向ではなく、人間性(?)なのではないでしょうか? レースの審級が上がるとともにそれは恐ろしい結果をもたらすのです。ギャンブルなんだし競馬は…金を賭ける立場としてはそういうスタンスでいるのがいいと思います。「馬場が合わず、追い込めなかった…」とコメントが残っています。そんなことはわかってるちゅうねん! のり、は、のり、だ。「やらかし系」と分類。
その点では、福永は常に「狙っている」ことを軽視した今回は痛恨でした。《マイルCS》が本番説は煙幕だったか…。
がんばったアグネスアーク。河内師は「代打騎乗、オレ」の心境ではなかったでしょうか(W)。ダービー&オークス騎手によるドリームレースの覇者だし、腕の衰えはないし。あの温厚な人(たぶん)が、騎乗について再三、注文を出していたことも「まともなら勝っていた」という期待と確信が強かったからでしょう。それも《毎日王冠》の吉田隼vs松岡の巧拙ばかりでなく、それ以前に長谷川が乗っていたことから溜まりに溜まったものだったのではないでしょうか。私はそう思います。
ダイワメジャーは、安勝が1着にこだわった乾坤一擲の作戦を遂行中ではなかったでしょうか? それが不利を受けて台無しに…。《天皇賞(秋)》は2年続けて「K&Qの法則」で決まっていました。今年もメジャーはキングのステータスが欲しいところでしたね。
「P感覚」は競争馬を個別に見ていく、西門慶二のオリジナルの方法です。競馬理論ですが、まだ馬券術に洗練されているわけではありませんが、「P感覚」で見れる「P」を予想に使って見たら、この秋のG1シリーズは4戦3勝、◎はパーフェクトという結果となっています。
おなじみの「K&Qの法則」は、逆に、個々の馬ではなく競馬の構造を中心に考えようというものです。「P感覚」は、「K&Qの法則」では事前予想ができない、あるいは牡馬牝馬混合戦にしか使えない、というFAQの批判に応えるために開発しています。
でも、「P感覚」は、フツー行われているような力学的な能力審査ではなく、競馬の一般構造の中で「個々の馬」を評価していく、というものです。ですから、これは「K&Qの法則」の下部構造といえるわけで、より大きな土台となる理論なのです。両者は「混合戦の一般法則」&「競馬の一般法則」という関係にあります。