西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

新血統【論】予想とは何か? 

【論】であると同時に【新】であります。
【新】というのは競馬が新しい時代に突入しているという意味でもあります。もはやサンデーサイレンス出現からゼロ年代にかけての競馬観と変わらぬ気持ちで週末を迎えている場合ではないのだと思います。ディープインパクト産駒の活躍が変化を見えなくさせているだけなのです。。だから新時代の競馬には新しい血統論が必要なのです。

今日たまたま
血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/
というブログを初閲覧しました。
かっちょいい血統のくわしーく濃い内容。この域に達する頃には猛勉強10年はかかるでしょう。
血統屋で金を取れるような人生ってどんなに素晴らしいかと羨望の眼差しで見てました。

それはそれとして、新血統【論】予想的に見ますと、この手の「血統仕事」は、基本的には生産者の、馬の繁殖の、種牡馬ビジネスの、競馬コンサルの、そういうもののための道具に見えてしまいます。馬の動物学的な研究において、常に馬産や生理学的なものばかりが幅をきさせているように。実際、POG新馬、2歳戦なんかには重宝するでしょう。

新血統【論】予想は、キング&クイーンの法則が真に動物行動学的な予想の方向へと踏み出したように、血統論の根本的な態度変更を主張するものです。それはひとつには、血統が「適性」というものとあまりに同一視されているような現状への苛立があります。きっと何を言っているかわからないと思いますが(苦笑)。
たとえば、競馬予想サイトでの望田潤氏の予想コメントを読みますと、…の血統構成からすれば、この馬は…1600mあたりに適性があるはず、とかいった文章が頻繁に出てきます。血統表からどういう資質が継承されているか、を言いたいのでしょうが、これは結局マイル適性が高いとか、そういう話になってしまいますよね。血統の話なのに適性一般の話になってしまいかねないという…。
囲碁に喩えますと、血統=適性で予想する態度というのは、囲碁における地取り至上主義にあたりのではないでしょうか。血統論というのは、もっと抽象的なもので良いのではないでしょうか。あまりに具体論過ぎるあまり、血統論ではなく適性理論になってしまっていませんか?
今、競馬に何が起きているか? それを感じる大局観こそ血統研究の目指すところではないでしょうか。
そして西門慶二は、そのような大雑把な無適性w理論こそ、競馬の謎を解く鍵だと思っているわけです。

以上、今後もしつこくこの話を続けます。何を言っているのかわからないと思いますので(苦笑)。