西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

週中展望 《ジャパンカップ》 その1

ジャパンカップ2019》は、とうとう「誰も来なくなった」という外国馬参戦なしのレースとなりました…。
まあせっせと高速馬場での快速馬を作り続けてきましたからね、日本競馬界は。仕方ないですね、誰も来ないのも。
外国馬は馬場が合わなすぎるので、馬券自体に絡むことは少なくなっていましたが、「馬関係」という観点から見ると、外国馬がいるといないでは大違いではないでしょうか。たとえば、外国人ゲストがひとりもいない、そんな国際交流会主催のパーティルームを想像してみれがいかがでしょう。参戦馬がゼロという事態の影響はけして少なくないと思います。
ジャパンカップ》がタフなレースになり、タフな血統の馬の好走が目立つのも、見知らぬ馬、毛並みの違う馬の参戦が一役買っている、というわけです。
ごく常識的な血統予想としては、あまりタフすぎる馬が割引で、素軽い馬にもチャンスはでてくるのでは、という感じですかね。

さて、2018年の《ジャパンC》の当ブログの予想はどうだったかというと、この時点ではすでに「馬関係のグルーピング」に手をつけています。まずは昨年の例を参考に、東京芝の血統的傾向を探っていきたいと思います。

>《ジャパンC
AH{4} B{5.7} C{8.9.10} D{13.14} EH{11} F{1.2.6.12} H{4.5}
【結論】夏を挟んでの馬関係なので判定が微妙。古馬の中長距離G1なので遡れば遡るほど関係は濃くなっている。そのため古馬重賞ではローテの有利不利も考えたいところ。1)アーモンドアイは血統的にも期待だが、なにせ人気なので、昨年の優勝馬ながら9)シュヴァルグランを軸馬を血統推しとする。キセキをマークすればいいのでレース質もマッチするはず!
【買い目】3連複 9→{1.11}→{1.11}{3.8} / 馬連 1-9 / ワイド 9→{3.8.11}
◎結果 1-8-11--9-5

1着 1)アーモンドアイ(F)1人気
2着 8)キセキ(C)4人気
3着 11)スワーブリチャード(E)2人気
4着 9)シュヴァルグラン(C)5人気
5着 5)ミッキースワロー(B)8人気

結果は残念ながら4着でした。キセキが離し逃げして、前3頭で決まったレース。期待のシュヴァルグランはC・デムーロがなぜか脚を溜めたがって、勝った前年のレースとは位置どりが随分違っていました。
果たして 
キセキをマークすれば…
だったらどうなっていたのか。

古馬のG1なので「馬関係が成熟しているC・D組」を中心に、A系、E系を狙う、という馬券組の基本型はここでも見られるようです。