レース回顧 《ジャパンカップ》
馬券圏にはすべてスピード寄りの配合の馬が独占 道悪競馬で血統論者を困惑させる結果に…。
今年の《ジャパンカップ》は、なんというか「必勝法」とか「馬券術」が確立している者にとっては厳しい結果に終わってしまった感があります。必勝法ゆえにハズレるというか…。
なんといっても、当日馬場が急速に乾いたのがレース結果に大きく影響したかたちです。おまけに最終週なのでもっとも傷みやすいはずの内ラチ沿いを走った馬が優勝するなど、いかにもマジックターフのJRA競馬という感じでした(水はけとか路盤とかローラーとか、いろいろあるんでしょう)。そりゃ外国馬の参戦はなくなりますよね。
2着→1)カレンブーケドール
牝馬の場合、JCで走る血統は「素軽いスピードタイプ」なんだそうです(受け売りw)。これはちょっと重いタイプが走る牡馬とは対照をなしているそうです(受け売りw)。そういう意味では、最新の血統論通りにカレンブーケドールは走ったといえます。しかし、あれほどの雨量があったわけですし、上がりが36秒以上かかっているわけですから、なかなかディープ産駒のこの馬に◎を打つわけにはいかなかったかと…。
3着→2)ワグネリアン
前走の秋天はたたき台、いかにも福永らしい前哨戦の「捨てレース」だったようです…。とはいえ、ここで問題になるのは、「JCで走る血統」は「ダービーで走る血統」とは異なる、というセオリーからハズレているってことですね(受け売りw)。ダービー馬ですからね。しかもディープ産駒なのであの馬場で積極的に買えたかというと…。 いずれにしても、今年のJCは「極めて特殊な馬場」で行われた、ということがいえると思います。
優勝→5)スワーヴリチャード
当ブログでは、ハーツクライ産駒ではもう一頭いたシュヴァルグランに◎を打ちました。スミヨンは4角を絶好の回り方で直線を向いてくれましたが、まったく伸びず。臨戦過程(今年はすべて海外遠征)や調教(異例のポリトラック-芝本馬場追い)など、いろいろ問題視すべき要素はあったんですが、人間やはり買いたいタイプの馬にはいろいろ甘くなってしまうもので、と今更ながらに思わされた結果でした。スワーヴリチャードはシュヴァルグランに比べて、スピード寄りの配合であることは明らかですから、馬券圏に入った馬はすべてスピードタイプに分類できる血統だったという点が、なんとも困惑させられる事態だったわけです。まあスワーヴリチャードは京都でも走ると思いますので、この馬はほんとうに強い馬なのかもしれませんね。
さて、当惑ばかりもしてられませんので、シュヴァルグランはひと叩きすれば変われるレベルではあるのか? スワーヴリチャードは東京巧者(隠れ京都巧者?)であるのはわかりましたが、果たして《有馬記念》でも強さを発揮きるののか? このあたりが「宿題」として興味が湧いてくるところですね。当ブログでも暮れの大一番に向けて、関連エントリーをアップロードして行きたいと思います。
>東京11R《ジャパンカップ》
[馬関係グルーピング]
A{7.8.11.12.15} AA{9} B{10} C{2.3.5.6.8.13} D{4.14} E{…} F{1}
※11)シュヴァルグランをA組に、9)レイディオロをC組に判定を変更しました。
【結論】急速に馬場が乾いてきますね。マジでマジック…。ということはカレンブーケドールにもチャンスがでてきたかも。
◎は7歳と臨戦過程などが気になりますが、11)シュヴァルグラン(A)に!
【買い目】単勝 11 / 馬連 11→{1.2.4.5.6.8.9.10.12.13} / 3連複 11→{1.9.13}→{1.9.13}{2.4.5.6.8.10.12.15}
◎結果 5-1-2--14-6 C-F-C--D-C 馬連2900円 3連複2900円