昨年の当ブログでは《菊花賞》は毎年、馬関係A系の馬が好走している傾向があるので、ブラストワンピース(A)は人気でも仕方がない、と書きました。
クラシック路線の頂点レースや古馬の重賞は、王道ステップの人気馬を買い漏らさない、ことが大事なのはどのレースもだいたいそうです。しかし《菊花賞》はやはりその距離と京都芝という特殊な条件をクリアしなければならない。したがって、軸候補は鮮度のあるA系か、E系から探すのが穴的中への道ではないか、とは昨年の予想の失敗を振り返っての感想です。
昨年のブラストワンピースは池添ぼっちゃんがうまく乗れなかったのと、軽い馬場になったのが響いて4着止まりでした。とはいえ、このレースには他にA組の馬が3頭いたんですね。A{3.7}{17.18}。
2018年《菊花賞》
3)ブラストワンピース(A/4着/1人気)
7)ユーキャンスマイル(A/3着/10人気)
17)シャルドネゴールド(A/8着/15人気/藤岡兄弟)
18)グローリーヴェイズ(A/5着/12人気/福永)
ちなみに【馬関係のグルーピング】から、過去の《菊花賞》の好走馬を書き出してみると以下のような馬がいます。
2017年 キセキ(A/優勝/1人気)、ポポカトペトル(A/3着/13人気)
2016年 レインボーフラッグ(AA/2着/9人気)
2015年 キタサンブラックの年。王道路線、トライアル経由の名馬級が強かった。
2014年 トーホウジャッカル(A/優勝/3人気)
2013年 エピファネイアの年。王道路線、トライアル経由の名馬級が強かった。
2012年 スカイディグニティ(A/2着/5人気) ユウキソルジャー(A/3着/7人気) ※A系はこの2頭だけ
2011年 オルフェーヴルの年。王道路線、トライアル経由の名馬級が強かった。
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2009年 フォゲッタブル(AA/2着/7人気)
2008年 フローテーション(A/2着/15人気)
というわけで、馬関係から競馬を考えるという立場からはA系を狙おう! となるわけです。
展望その2では、今年の《菊花賞》の【馬関係のグルーピング】を公開します!