西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

【金曜メモ】《紫苑S2020》 参考になるのは2016年の馬関係!

今年の紫苑Sの馬関係のグルーピングをやってみた。牝馬のトレンド型C組=CFTは複数頭おり、ここから軸馬を選び出さねばならなくなった。おまけに道悪必至で単純に能力上位というフィルターを使うわけにもいかないだろう。
そこで、同じく複数頭のCFT該当馬が出走していた2016年の《紫苑S》の事例を手がかりに的中へのヒントを探ってみることにしよう。

2016
中山11R《紫苑S
[馬関係グルーピング]
A{3.4.10.15} AA{13} B{…} C{2.6.16.18}{9.14.17} E{…} F{7.8.11.12}
◎レース結果 18-9-2—11-10 CFT-CFT-CFT—F-A
18)ビッシュCFT)→優勝(1人気)
09)ヴィブロスCFT)→2着(3人気)
02)フロンテアクイーンCFT)→3着(5人気)
11)パーシーズベスト(F)→4着(7人気)
10)パールコード(A)→5着(2人気)
【レース回顧】
CFT該当馬は合計7頭もいたが、{2.6.16.18}と{9.14.17} の2群に分けることができるので、軸馬探しは{2.6.16.18}のグループからということになる(2着したヴィブロスは、ノーザンF/大魔神/小僧のラインだから能力的には走られてもまったく驚けない新興勢力だった)。レース結果は能力通りという点を差し引いてもCFTで1・2.3独占。やっぱり牝馬戦はCFT狙いがアツすぎる、という現象がこの年にもみられていたわけだ。

され、今年の《秋華賞》トライアルである《紫苑S2020》に「馬関係ブルーピング」におけるCFT馬を書き出してみよう。

CFT(甲群)
チェーンオブラブ(DCF) 石橋
マジックキャッスル 濱中
マルターズディオサ 田辺

CFT(丙群)
ホウオウピースフル 池添

CFT(乙群)
ショウナンハレルヤ 丸山
レッドルレーヴ 三浦

【検討】
チェーンオブラブマジックキャッスルは、ある程度の位置さえ取れれば穴をあけることも可能だと思うが、鞍上も陣営もなんの工夫もない感じなので…なぜベストを尽くさない、というパータンか…。
桜花賞》の馬場は極悪馬場だったので強い先行馬についていったマルターズディオサの失速は仕方ないし、雨が苦手ともいいきれないだろ。ホウオウピースフルは中間的な馬で分類が難しいが、週末の天気予報をみると、ある程度位置を取れるのは強み。
金曜日時点での感触としては、マルターズディオサホウオウピースフルを選ぶのが無難か? という感じか…。さらに決め手がある根拠がほしいところだが…。