西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

【レース回顧】

1/5中山12R《芝1200m、2勝クラス》 ◎ハイヤーアプシスについて

賭け始め神事である「東西金杯」が行われた1月5日、中山の最終レースは、芝1200mの旧1000万下でした。
当ブログのコメント欄予想の◎は6)ハイヤーアプシス(牝・5人気)としました。その根拠は、[馬関係グルーピング]のおける同馬は、CFT、つまり便宜的に「牝馬のトレンド型C組」と呼んでいる位置付けでありました。
グルーピング(クラス分け)は能力や適性など一切関係なく、馬と馬の関係(=顔見知関係)を基準に機械的に行なっているものです。
そんなクラス分けの結果は…なぜだか特定のグループに入った馬の好走が目立つ、そんな印象を受けるのです。それが今、当ブログが「新一般馬関係理論」として取り組んでいる「競馬【の】研究」なのです。
上記のことを頭に入れてもらって、C組に分類された馬たちの中では、牝馬の好走期待が高いのではないか? という仮説について考えていただきたいと思います。
この「牝馬のトレンド型C組」は、2017年の《桜花賞》においてレーヌミノルに◎を打つ根拠になった仮説であり、その後も実際の馬券勝負にも効果を発揮してきたことは、過去の予想エントリーで確認いだたけるはずです。
下記に、ハイヤーアプシスが2着して純正万馬券を演出した、1月5日中山最終レースの当ブログのコメント欄予想を再録し、レース結果を書き出してみました。時間の関係でアップできなかった馬関係グルーピングとあわせてご覧ください。

【CFT「牝馬のトレンド型C組」】
「キング&クイーンの法則」は、馬という動物がハーレム群をつくる、つまり一頭の有力な牡馬(スタリオン)が多数の牝馬を独占するという性質を馬券理論に拡張(飛躍といったほうがいいかもしれませんがw)したものでした。
その群で生まれたオスの仔馬はやがて、成長して群を出ていきます。しかしムスメは群に留まります。群には多くの牝馬が生活の馬を同じくしていますので、自然とメスだけの秩序や掟が形成されていくわけです。
いいかえれば、牝馬たちはお互いに「うまくやっていかないといけない」わけです。(生存のために)。
牡馬同士は時として競争関係にありますが、牝馬は「群内の秩序」の維持をなによりも大切にします。いわば牝馬は「親和性」が高い動物と定義することができるでしょう。
「馬と馬との関係」=馬関係において、グルーピングの結果としてC・D組に分類される馬たちは、他のどのグループよりも(顔見知)関係が「濃い」という性質をもっています。
そのC・D組のなかにあって、牝馬の場合は牡馬より「親和性」が高いわけですから、その濃い馬関係をうまく生かして立ち回ることができるのではないか? という仮説を立てたわけです。
逆にいえば、牝馬の場合はC・D組に入ればより競争能力が引き出されるのではないか。
馬関係のグルーピングを施した結果、A組が軸系、E組、JJ組が穴系であるといった印象を受けてしまうほど、これら特定のグループに入った馬の好走を目撃することがあります。なぜそうなるのか? について合理的な説明ができる段階でありませんが、ことこの牝馬のトレンド型C組」(=CFT)という現象については、確かな動物学的なモデルを重ねてみることは可能だと考えます。馬に限らす、集団で暮らしている動物、つまり動物の群がもつ「共通の性質」がそこにはあるのです。(そもそもCFT仮説はスズメのメスの集団のモデルを馬券術に拡張したものだったのですw)。

【参考データ】
□中山12R《芝1200m、2勝クラス》
【馬関係】
G{Q6&K16>5}
[馬関係グルーピング]
A{8.10.16} B{4.9} C{5.6.12} E{2.15} JJ{1.3} F{7.11.14} H{1.2.3.7.10.11.13.15}

【レース結果】
7-6-8--5-10 F-CFT-A—KC-A ⭐︎的中★的中 馬連6-7 14650円 複勝310円 
※CFT=C組の牝馬 KC=C組のキング(K&Qの法則)
【予想】
>中山12R《芝1200m、2勝クラス》
【買い目】単複 6 / 馬連 6→{4.7.8.13} / 3連複 6-10→{4.7.8.13}{14.15}