西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

7/12土曜日 その他のP感覚的レースを検証する.

◆土曜日 福島10R《松島特別》
このレースの1、2着は2、3人気馬(因みに1着馬はp、2着馬はP×2×x)
3着シンボリモーガン(5人気)、4着トーセンゴライアス。
他にはドットコム、マイネシャーダがP
◆土曜日 函館11R《津軽海峡特別》
1人気タマモグレアーが(P)(x)。でも追い込んで7着。
これはいくら砂を被るな、といわれていても、一度、最後方まで下げて、離れたビリから大外を進出して…ディープインパクトか、ダ1700mで 金返せ! である。しかも1人気馬だからそもそも勝っても強いからに過ぎない…藤岡佑は武兄の跡目を強奪の気配だったが、これでは「永遠のマイ・スタンダード」のよこのりの路線しか継げまい。
◆土曜日 阪神9R《舞子特別》
武兄、岩田、内田博がワンツースリー。
こうなったのは、Pのボストンオーが傾行して、Pのメイショウジェイがとばっちり。って、これも3人気なので、P感覚の対象レースとしてはいまいちだったが…。
◆*t*土曜日 阪神10R《三田特別》
Pではミヤビラビリンス。人気サイド決着だけど、いがいに当てるのは難しそうなレースではあった。
◆土曜日 福島11R《テレビユー福島
これはクイーンで9人気激走のレヴリがこのレース唯一のP感覚馬でもありました。Pは適性ではなく、経験なので、どこかでP経験が入っているとそれは重要な事件であると思っていた方がいいでしょう。人間の青春時代にたとえると、高校中退して貨物船に密航してタンジールまでいったヤツとか、テキ屋になって全国のお祭りを回った未成年とか、実は高校野球の高校選抜で韓国で試合をしたことがあるヤツとか、そういった体験をした人はいったんフツーに見えてもどこか違っているもんじゃないでしょうかね。これは「前を追いかける性質」の説明ではなくて、経験というものの捉え方の説明なんですけど…。
レヴリは休養を挟んでいる点にひっかかるという向きもありましょうが、どうなんでしょう、「前を追いかける性質」のスイッチがいったんONになると、それはそのうち(そのうちって!)炸裂すると考えた方がいいんじゃないでしょうか。レヴリの場合はK&Qの法則による好走ですが、P-on→休→初戦→直千(3着)→Qになる→今走(2着)という流れです。このへんはいまのところ感覚というほかないですね。とはいえ、P感覚は、正の領域だけの世界ですから、決してマイナスにはなりません、最低でもゼロどまり。ですから常にかけ算として前進するチャンスがあるんです。
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