西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

勝負のアヤ

前週の根岸Sを振り返ると、結果としては何の謎もないような気がして、そしてこの事実がとっても衝撃的だ。
というのは、勝ち馬=グロリアスノアがしたレースの内容を(位置取り、コース取り等)予想の段階で確定しないといけないから。結果論としては謎はないけど、これを正確に当てるのは難しいんじゃないかなあ。
こういうのを以前、ちょっと「スイートスポット理論」と呼んでみたけど。

たとえば、村田のミデオンディクスは、どうして期待したかというと、速い馬が多いので外枠で自然と「好位差し」ができそうだと考えたからだった。しかし、同馬も速く、村田は前にいってしまった…。

そう、穴なら差し競馬だったということだけは予測していたんですよね。
それも外差し。

で、岩田と勘違いしていたwワイルドワンダーは蝦名で出遅れwゲート難の馬に蝦名を乗せるのは「未必の故意」にあたるんじゃないかなあ…。

たとえば、14番枠のビクトリーテツニーは、横ノリで最後方を大外回しは確定だった。結果も大外だから良く伸びた、でも着外。

たとえば、明らかにサウスポーの2)ワンダーポデリオは、どこかで外に出せればと期待したが、まったく内に包まれて、前が開かず、凄い切れ味も届かず…これは柴山でなくても厳しかった。何せ、正解は「外差し」だったから。

で、13)オーロマイスターは枠順や脚質、吉田豊という要素が揃って、絶好の外差しで3着!

怪物?先行二頭がいたので、9)サマーウインドが2着。こんな馬がいたら先行勢は辛い。
ゆえに差し競馬の予測、でも前も止まらないから好位でないといけない。

勝ち馬=グロリアスノアは、前がぽっかり開いた幸運もあった、ワンダーポデリオと対照的だった。
同馬は中団差しで良績だが、東京ダ1600mでダッシュ力を証明していたから、なるほどその通りの位置取りができたわけだ。

因に、P感覚馬は、1)ショウワモダン、7)ワイルドワンダー、8)グロリアスノア、13)オーロマイスター、13)ビクトリテツニー、16)スーニーの6ト。
うちよりアツいPである「aPw」は、ワイルドワンダー、8)グロリアスノア、13)オーロマイスターの3ト。
でも、蝦名で出遅れのワイルドワンダーを予想して轟沈!

グロリアスノアの休み明けと、オーロマイスターの前走が完璧に嵌ったことで二番は?と思ってしまったこともあり轟沈!

強い先行馬がいるので、その馬以外の先行馬はHペースなら苦しいので、差し競馬、当然外に出せた馬有利、でも好位基本という見立てが出来て、しかもそれが正解でも、ハズレ。
いつもレース質予想が正解するとも限らない。
この事実は衝撃的。やはり展開に左右されない「構造」主義であるK&Qの法則は優れていたなあ、というお話。