《安田記念》のようなレースが胴元が望んでいることだろう。
そうやって盛り上がっても、香港で、そしてドバイで負けるのだった。
人為淘汰とういうのは、洋芝にしたら馬主が猛反対して野芝に戻して高速馬場になり、造園課が日本人らしい真面目さを発揮して異常な高速馬場となり…そうやってJRA競馬は人為的に作られてきたということを言いたいのだ。この時期の東京開催がとくに顕著で、直線ラスト3ハロン、33秒台の末脚が1000万下クラスからバンバン決まるのだった。
それにしても思うのは、ダービーのいい知れぬ感動である。
あの横山ノリがまるでクリオネ天使のようなふわふわ感で身体一杯に歓びを爆発させていたではないか。
「ギャロップ」誌のカメラマンはほんとうに良い仕事をしたと思うのだった。
タフなレースは美しいのだ。
さて、時代はワイドに来ているようだ。
というのは、JRAは明らかに「当てやすい」バクチでファンを戻そうと、無理矢理ルール変更をしてきているからだ。これは無意識にしろそういう方向に進んでいるのだ。
ますますつまらない番組が増えて行くだろうが、当たればギャンブルは続けられる、だから…無限ループ。
そんなつまらない番組はケンするのが一番だが、それではフラストレーションが溜まるので、胴元の上手をいって、馬鹿みたいなレースを馬鹿みたいな馬券で「ごっつあんです」でさらっと的中、この戦略で儲けるのだ!
儲けた金は必ずしもJRAに再投資したりはしない。甘やかすとさらにくだらない番組を増やしてくるはずだから。
で、参考までに先週土曜日の東京11R《ユニコーンS》のワイド一点買いの当たり馬券画像をアップ。
なんの変哲もない、2-3人気の組み合わせ配当が610円。610×5,000=30,500円也。
最近、3連単を苦労して獲ってもせいぜい2万円弱というレースが多過ぎる。それに比べれば何の変哲もないワイドで当てられればまさに「ごっつあんです」。
複勝は実は配当の低さと、1点勝負の厳しさもあり、かなり高度な馬券技術が必要とされると思う。しかしワイドは複勝よりは遥かに単純なのだ。
こらからワイド戦略もブログネタにして行こうと思うのだった。