モノサシ的な態度で何がいえるのか?
ウォッカの評価は、ダイワスカ−レットをモノサシにした相対評価という面がある。つまり、ダイワスカ−レットがアドマイヤオーラと同等の能力をもっていると見なされているからである。《シンザン記念》では、両頭はK&Qの関係だった。この事実を見落とすと、モノサシ的な立場での相対評価を、馬の個々の能力からくる絶対評価と取り違えることになる。マル混合では女馬は特別な待遇を受けている可能性について考えてみるとよいだろう。男勝りだから、という評価は感心しない…。
(ビワハイジ以来、11年振りの牝馬の《ダービー》挑戦だそうだが、アドマイヤオーラの母がビワハイジ。ビワハイジの父はカーリアン。で、サンツェッペリンの父の父はカーリアン。だからなんだ、ということではないが…)