西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

【レース回顧】中京11R《ローズS》

2020.09.20日曜日
□中京11R《ローズS※5はB組に変更になりました。
>[馬関係グルーピング]
>A{3.10#} B{5.15#} C#{1.2.7.9} E{11}{6} e{8} JJ{4.11}{5.13} F{12.16.17.18} H{1.5.6.7.9.10.15.17}
>【買い目】3連複 3→{1.9.11}→{1.9.11}{2.5.10.15}{8.14} / 馬連 11→{1.5.9.10.15} / 複勝 11
◎レース結果 1-13-8--15-9 C-JJ-e--B-C 馬連29960円 3連複211480円

【回顧】このレースを結果から振り返ると、引き算のレースだったといえると思います。09)クラヴァシュドール(CFT)は気性に難があるということなので、C組からマイナス1頭。02)フィオリキアリ(CFT)はちょっと無理筋な上に北村友(しかも乗り替わり)なのでヒモ以上の評価にならない。07)ウーマンズハートみたいな馬は立て直すのは容易じゃない。ということで、素直な馬なら、CFT-F(JJ)-CFT の見立てで良かったはずですが、引き算の結果、別路線の馬に割り込まれたかたちになりました。15)デゼルはへたけのタメゴロシだと思います。古馬トリコロールブルーのような良馬ならいざしらす、キャリアの浅い牝馬に歴代の名馬みたいな追い込みを求めるのは無理だということですね。13)ムジカ、08)オーマイダーリンについては、どう転んでも3連式の馬券ではとれっこない人気薄激走劇でした(なかなか未勝利勝ち上がりを買うというわけにもいかないですからね)。 

>例年、春のクラシックの王道路線組とA組、それからF組しか馬券になっていない。今年はF組がちょっと小粒過ぎるので、A組の馬の可能性を探りたい。
【金曜メモ】の時点で上記のような見解を書きました。ムジカオーマイダーリンともにF組ではありませんが、まあそれに準じる馬関係極薄の馬でした。「今年はF組がちょっと小粒過ぎる」というのはミスジャッジでしたが、相対論では春の王道組でまともに走れた馬が勝ち馬の01)リアアメリしかいなかった、ということもいえると思います。
馬券的には、単純思考で「春の王道組CFT」から軸を探すだけのレースでした。競馬は理論から単純に考えるのがいかに大切か、というのが身にしみるわけでございます。「リリアアメリから買うのでは芸がない」という個人的な脳内バイアスなんてどうでもいいわけですw ただ問題は、リリアアメリのほかに該当馬がもう1頭いたというあたり。クラヴァシュドールがそれです。私が穴馬券をはずす場合、この二択に失敗することがほとんどです。両方買うという選択をした場合、暫定的な1頭軸が必要で(40点以上買うわけにもなかなかいきまんから)、その馬を強引に探して◎候補2頭にブリッジさせる。で、暫定的に1軸にした馬がコケる、というパターン。中山の《ラジオ日本》もそのパターンにはまりました。まあ馬券を2wayで買うほかソリューションはないわけですが…。03)フアナ(A)については、過剰人気でちょっと荷が重かった上にゲートをふわっと出てしまいノーチャンスでした。単純思考で二択までは予想できるが、それ以後の馬券の組み方がわからない、このジレンマを解消しないと、馬券的泥沼から「解脱」することはできないわけですね…。