大昔に競馬をやりはじめたとき、日本のダートは特殊な「砂競馬」で、芝の中距離馬みたいな馬の子ども、特にヴァイスリージェント系が偶然嵌まり込んだように良く走る、という説を聞き齧りました。
《チャンピオンC》の行われる中京競馬場ダート1800mは、「日本の砂競馬」の特徴をよく備えたコースであり、ヴァイスリージェント系の血をもった馬の好走が目立つコースであるらしい。2018年2着のウェスタールンド(母系にヴァイスリージェント)、( 2017年の優勝のゴールドドリーム(母父フレンチデピュティ)、2着のテイエムジンソク(父クロフネ)、2016年優勝のサウンドトゥルー(父フレンチデピュティ)、2015年優勝のサンビスタ(母系にヴァイスリージェント)などをあげることができます。
現在の競馬では、ヴァイスリージェント系でもより快速血統のデピュティミニスター系の馬、たとえばフレンチデピュティの血が入った馬が走りやすいレースなのでしょう。
2019年《チャンピオンC》
【ヴァイスリージェント系】
ウェスタールンド(ヴァイスリージェント)
ゴールドドリーム(フレンチデピュティ)
サトノティターン(デピュティミニスター)
テーオーエナジー(カネヒキリ)
ミツバ(カネヒキリ)
と、これはまあ競馬常識の範囲にあることで、当ブログで改めて書くのもなんんですが…
…どうしてヴァイスリージェント系云々、ということから書きはじめないといけなかったというえば、私は検討した《チャンピオンC》激走血統馬には、ヴァイスリージェントの血が入っていなかったからです…。
【血統推し】
チュウワウィザード
【次点】
オメガパフューム
チュウワウィザードは福永に乗り替わり…。
オメガパフュームはデットーリに乗り替わり!
ほんと、なぜかこういう「運命」に突き当たる…毎回、毎回。
(チュウワウィザードとオメガパフュームは、いっしょに走って勝ったり負けたりなのは、うわべの血統もそこそこ似ているからでしょうね)
血統を「基底的(ラジカル)」にみたら、こういう「推し馬」になってしまった、という感じです。
また某有名血統予想家の「血統は動的にみないといけない」という格言に従って、初出走の馬のなかからチョイスしてみました。
(まあほとんど血統推しした根拠の説明にはなっていませんが…ヴァイスリージェントの血が入っているから、とかいうレベルの予想をしていると、私などは馬券道的に少しも前進できないので、まったく新しい道を進むしかない、という点だけは強調しておきます)
※インティとクリソベリルは、どうも血統的にピンとこないのと、キャリアが浅いのと、人気で飛ぶ期待が高いので、自動的に三連式馬券のヒモに回しました。
予想根拠は、結果でしか示せないので、ほんとアタリを引きたいなあ(笑)