西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

1/19日曜日 中山11R《京成杯》の展望 新血統論予想から 【週中展望】

その血統論が正しいものであれば当たりまくる、という謳い文句でやっているので、今週末はなんとしても血統だけで当てたいものです。
ひとつの論点としては、サンデーか非サンデーか? とかやっていてよかった時代は終わりましたね、というのがあります。あるいは、サンデーか母父サンデーか? といっていればよかった時代も終わりましたね。ですので、新血統論予想は母父サンデー産駒をあまり評価しません(走らないわけではないですw)。サンデーか非サンデーか? という図式は今ではディープか別のサンデーか? という図式に変換されて続いていますが…。
さあ、今年の《京成杯》に出走する馬で、血統的な魅力を感じる馬を探していきましょう。
まずラングレー。これはディープに加えて、ディープとのニックスの最新ドレンドとかいわれているストームキャットが母父。西門慶二はニックスは事実として起こりうるけど、それは事後的に確認されるだけ、つまり偶然に生まれるという消極的な立場です。普段からニックスがあ〜とか解説している血統論者は潔くラングレーから買うべきだと思うのですが、まあなんとなくそんな人は少ないでしょうね。
もう一頭のディープ産駒アデイインザライフ。これはあっさり勝つかも。皐月もダービーも、という血統ですが、う〜ん横山ノリが乗り変わってきましたね。どうしてこんな巡り合わせになるのか? 母父バクシンオー産駒だからこそ買いたかったわけですが、ディープだしこれは推せません。
キングオブザサンは、チチカステナンゴ産駒と地味、かつ母父サンデー、良血ですけど…。

ではどれ? となると前振りが長いわりにはフツーw エアアンセムが良いのではという見解です。ちゅうてこれ母父サンデー系なんですがw 一応弁解させてもらうと父はシンボリクリスエスのロベルト系なので、同じ系統のターントゥのサンデーをかけているところが、たとえばキンカメとかローエングリーンなんかとかけるのと違っているところがあると思います。まあシンボリクリスエスだけでもええんとちゃう? というのにわざわざサンデーを重ねて来た、という感じ。クロス狙いとはまた違う過剰な感じが華やかとうかけばけばしいw またロベルト系といってもブライアンズタイムではないので、血統的なカラフルさがあるように思います。まあ感覚的にはですが。鞍上はB級後藤ですが師匠の厩舎の馬なので仕方ないですね。また近親にエアシェイディがいます。このお馬さん、実はキング&クイーンの法則を語るのにかっこうの男の子〜!だったから注目なのです。というのは、この馬、スタリオン性(いわゆるハーレムのマハラジャ)を見事に外に表していて、レースにいってもつねに牝馬のフェロモンのことばかり考えていて、後藤曰く、ゲートで小便をしたときは走る! という馬だったんです。なぜ小便かといえば、牝馬のボロの上に自身の小便をかけるというのは、他の牡馬(ライバル)に牝の存在を悟らさせないためのニオイ消し行動であったり、これは俺の女だあ、という自己主張といった意味合いを持つのです。こういう背景もあって当ブログの◎はこれかなっと。
あとはアルバートを挙げておきましょう。これも母父サンデー系ですが、ダンスインザダークである上に父アドマイヤドン。こんなの来たらびっくりでしょうがw 父系とか母系とかニックスとかではなくて、全体的な配合をみるとけっこう魅力的に見えるのです。

エアアンセムの血統表
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011104182/
アルバートの血統表
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011104019/

【追記】
プレイアンドリアルは血統表鑑賞してみれば、なんとなくアルバートと母系と父系を反転させたような血統。ウインマーレライは鞍上強化の上に中山走りそうでかつけっこう能力高い感じなので買い目に入れたいところです。