西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

11/30土曜日のJRA競馬 《ステイヤーズS》《金鯱賞》ほか

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新血統論予想をはじめました。
で、何を今このブログでやろうとしているかと言いますと----まず競馬は今新しい時代に入っているのでは? という実感からスタートします。血統ひとつとってももうあらゆる血が3代、5代の血統表の中に満遍なく入っている馬がたくさん出てきています。ほんの少し前までは、サンデー系、非サンデー系、母父サンデーとかやっていれば良かったし、…のクロスがあり、…がニックスとして、などと語っていれば立派な血統話だったはずですが、今やもう血が混ざりまくっていますよね。もう8代血統表を見ているかのように、なんだかんだといって同じような血が各馬を構成しているようにも見えてしまいます(だから昔から薄まった特性を再び打ち出そうとクロスがどうとか、やってきたわけですね)。ナスルーラーの4.3とか、そういうのは馬産のときに、できれば屑馬を出したくないから経験的に最善な方法を、ということで意味が出てくるわけで、いったん競争に出てそれなりに走ってしまうと、まあはっきり言えば競馬予想にとってどれほどのものかと、いう感じになります。
で、競馬が新しい時代に入っているとすれば、新しい血統論が必要じゃない? ということで、血統予想ならぬ血統【論】予想と名付けたわけです。
もう少し馬券に近い具体論で言えば、血統を適性とイコール視しすぎることはやめようということも提唱したいと思います。
まあ血統は適性として表れるわけですから、こんなことを言うと何を言わんとしているのかさっぱりわからないでしょうが、たとえば血統=芝1600〜1800mがベストだとか言うと、それはもう血統を語っているはずが、単に距離適性を語っている話に変換されてしまっていると思いませんか?
いくら書いても抽象的な説明にしかなりませんが、血統予想というものは本来当たりまくるものだと思っています。もし血統論が正しければ、予想もガンガン的中。予想が当たっているということは、その血統論が正しいということだ、と言えば、なんだが気分だけでも楽しいように感じませんか?
予想するレースは、馬にとってひとつの関門、試練のような要素があるレースが良いと思います。
3歳クラシックロードなんてそうですね。あるいはなんとか賞などの若駒の登竜門のようなレース。こういったひとつの試練に直面したときにこそ、血統の力が問われると言えるのではないでしょうか。ですから血統予想が可能なのではないか、と。ほかには未勝利戦なんかも生き残りをかけたひとつの関門ですから、十分に血統予想の対象になるような気がします。
図式で言えば、能力の絶対値で決まるのか、適性の差がものを言うのか、これまでは二つに一つの議論でした。そこでここに新たに、能力/適性の議論とはまた違った方向から新しい血統論を模索していきましょう、というのが新血統論予想なのです。
当面は、たとえば父タニノギムレット、母サンデーサイレンス×フェアリーキングなんていう血統のMAX化を楽しみ、たとえば母コマンダーインチーフなんていう地味な感じの母系を深く探ってみる、そういうことからはじめてみませんか。
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