西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

アンコイルドの血統はJCにとっても縁があるものなんですねえ。【書足し11/22金曜日】

週刊競馬ブックの血統欄コメントにもさらっと書いてありますが、アンコイルドの母系はあのトリプティクと同じなんですなあ。これも何かの因縁だと思わないでいられない。ストームバード系=アメリカのダート血統。芝中長距離で底力なし。という固定観念が染み付いているので、最初は単なる穴人気馬にしか見えませんわねえ。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a008302/
アンコイルドの母の母Trillionの血統表です。興味深いですねえ。
で、昨日書いた「競馬物語」=ジャイアンツコーズウェイvsキングズベストというのに注目! というあたりのことですが、こういった競馬のロマンを求めるライターなんかはきまって馬券は二の次だったりするのが定番だったはずなんですが、なぜジャイアンツコーズウェイを巡る競馬史が重要になってきて、かつそれが生物学的に正しいかも、なんてかいてもさっぱりわかりませんわね。
ということで、ちょっと書足しておきますね。
つまり競馬物語が競馬のDNAの中に書き込まれているかどうか? という点が争点だということです。競馬でおこったことはすべて歴史なわけですが、その出来事が後世において反復して起こりうるのか? ということを考えて下さい。たとえば進化論の俗説で、高いところにある木の実や葉っぱを食べようとして首を伸ばしているうちにキリンになった、というやつがありますね。しかしいくら首を伸ばし続けたとしても、それが形質の変化をもたらして、かつその形質が子孫に遺伝しなければけして首が伸びていくことはありません。遺伝子に書き込まれなければ何も起こらないのです。しかしいったん遺伝子に書き込まれると、それは必ずそうなる、つまりギャンブラーにもなじみの言葉でいえば必然となるわけです。
果たして、ジャイアンツコーズウェイの物語は競馬のDNAにどのように書き込まれているのでしょうか? というのが今年のJCにおける新血統論予想の核心部分であるのかもれません。
いやあ、俄然、おもしろくなってきました。まさにジャパンカップだ!