キングスベストはエイシンフラッスの父。ジャイアントコーズウエイはアンコイルドの父。
そこで興味深い事実を見つけました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/
《アイルランドの名調教師エイダン・オブライエンのもとでデビューしたジャイアンツコーズウェイは、デビュー戦で7馬身差の快勝。明けて3歳、初戦で古馬を一蹴しイギリス2000ギニーに挑むが、キングズベストの後方強襲に遭い2着。さらにアイリッシュ2000ギニーでも1番人気に支持されるが、プール・デッセ・デ・プーラン(フランス2000ギニー)優勝馬バチアーの逃げ切りを許しまたも2着に敗れてしまう。》
今年の秋天で3着-4着同士だった両馬。血の因縁を感じますねえ。血統と適性をとりあえず分離して考えようとする新血統論予想にとっては、こういう事実に関する感受性を大切にしたいと考えています(それがもっとも生物学的なアプローチだからです、と書くと???だと思いますがw)
思い込みとは恐ろしいもので、ストームキャットなんたらで血統表をみていたらモロにアメリカ馬に見えるが、ほんとうはアイルランドで走って、そしてアンコイルドの生産者はフランスだそうだ。
ちなみにアンコイルドの血統表はコレ。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009110101/
血のMAX化のひとつの典型でしょう。ロイヤルチャージャー系もいっぱい入っている。要するに父にも母にもサンデーみたいな血が入っているということでございます。