西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

五輪野球、私の予想はなぜ外れたのか!

星野ジャパン残念でした。スポーツブックがある国なら大損してました(苦笑)。
野球ファンとしてはもうちょっと愉しみたかった。
阪神ファンとしては、星野監督のキャリアの頂点を見届けて感慨深い。
お疲れさまでした。
そして、ギャンブラーとしては、う〜ん。
予選と準決勝と同じことをしてくるとは思わなかったです。
同じことをするのが、行動科学の常識ですけど、星野監督、まるで武兄がまたしても差して届かず、みたいなことに…。
競馬者として、日本の勝ちの単勝と予想してのは、予選アメリカ戦を見る限り、星野一家に頼るのではなく、それ以外の選手に託す、という狙いが見えたと思ったのですが…。
それにしても日本は良いチームだったと思います。基本的に長島Jを反省したwbcのメンバー中心ですから、路線はバッチしだったと思うので、今回の五輪は選手がなんだか可愛そうでしたね。
というのは、スモールベースボールをめざして、最小得点で守り切る、まさにこういうチームでした、そしてそれをやってのけていました。
しかし、無いものネダり、もっと打て、とかいって、選手たちを無駄に追い込んだような気がします。
G.G.佐藤も中国、オランダ戦で長打を打っているし、代表選手としてよくやったと思います。他の試合でもで使うなら、DHでしょう。守備に難ありを承知で選んでいるのだから、DHで使わなかったベンチのせいでしょう。
それもこれも、外野手を選んでいなかったのがあとあとまで響いて、そして最後の勝負手として選んだ星野一家の森野が大誤算だったことが原因なんでしょう。攻守ともにユーティリテイでパンチ力のある三番バッターとして、最後に選んだ選手が機能しなかったのだから苦しい。でもそれも予選突破したのだから、森野も機能した、ということでなんですが…。
最終メンバー選考でいうと、本来はアクシデントで入れ替えだった、川崎と村田を連れて行ったことがありましたね。さらに、マーくんはなんでも屋(主に予選)。捕手の矢野は完全ブルペン、宮本はポジションというより、キャプテンという名の首脳陣。
ということは、ベンチ=矢野、宮本、(疾病、故障組=村田、川崎)、主に予選に投入組=マーくん、G.G.佐藤を書き出すと、6名にのぼります。
24人で闘うのですから、これは苦しい。さらに決勝までに森野が「戦力外」、これで7人。
あとは、最後の五輪の大一番で、日本プロ野球の先発捕手が40歳の矢野たったのはなぜか? 私はこういうところが大切だと思うんです。
星野監督は、全プロ野球の捕手の中から、里崎をNo,1に選んだのですから、準決勝では里崎と心中が正解です。阿部はリード面より打撃で選んだので、先発でなくとも納得でしょう。DHかその他の試合のマスクでしょう。
とりとめもなく書いていますが、今日のゲームの分岐点は、4回、矢野のリードだったと思います、2点リードで、杉内好調、まるで打てそうにない雰囲気のところで、追い込んでいるのに、なぜかストレート系のボールを、中へ入れる(真ん中よりに要求する)、これは阪神ファンならわかると思いますけど、典型的な矢野のリードなんですねえ。なんでアドバンテージを握っているのに、わざわざ相手のバットが届くところを要求するのか? ですよね。それも速い球に強い傾向があるのに。バットを振り切ってくる相手に、このリードはおかしい…でも、これがもし、日本野球(捕手)=里崎であるなら、打たれたのは結果であって、仕方がない、ということになります。しかし、ベンチが正道を外してきた以上、結果がでなければ采配ミスといわざるをえません。
西武の中島も良かったし、成瀬、ダルビッシュ、和田、杉内もすばらしかった。ダルは日本球界のエースですからいいんです! 結局、若いヤツを連れてくるということがいかに大切か、わかりますね。明日があるからです。G.G.佐藤もよく機能していたから胸を張って帰ってきてもらいたいと思います。
球児も打たれましたが、まだ同点、これも仕方がない、と思います。後に渡して、最終的に勝つのが五輪ですから。
準決勝で、星野一家に、親の命令で出撃させるなら、予選の最終戦では使うべきでないですね、しかも2イニングも。メリハリがない、そんな世界はもろい。日本のJRA競馬にオフシーズンがない、これも貧しさを表しているように。
勝負には、フレッシュネスがいかに大切か(マーくん、成瀬、和田、杉内、ダル、中島、佐藤)がわかります。 
そして、勝負師なら予選と大一番とのメリハリを付けてくれる、そしてフレッシュなヤツに期待すると予想した私は、予想大はずれ、という結果に終わりました。
やっぱり、人間は信念をもってやらねばならないんだけれど、必ず君子豹変しなければならないときがやってくる、そのとき、勝負手を打てるか? が問われるでしょうね、勝負の世界は。
でも、行動科学の統計と確率論でいえば、人は変わらない、変われない、ということなんでしょう。
いずれにしても、他人がすることに、賭けるというギャンブルをやっていると、いつでも直面するのは、自分が考えているようには、他人は考えていない、という単純な事実。
これは、経済用語でいうと「リスク」なんですよね?
リスク計算を競馬の予想に入れるにはどうすれば?