西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

日曜日のJRA競馬 《アルゼンチン共和国杯》その他 自主トレ

日曜日の東京メイン、すいぶん考えましたが、1頭軸で金を突っ込めるような手応えはまるでありません…。
ただ、このレースは私の競馬観にとっては記念碑的なレースなんでちょっと気になっています。それは昨年、トウショウナイトアイポッパーを差し切りましたよね。その前走《京都大賞典》でトウショウナイトが負けたとき、横山典が武士沢に向かって「何度同じことをやって負けているんだ、早めに仕掛けて外にだすんだ!」と語気を強めて忠告してたんです。で、その教えを守って、次走《アルゼンチン共和国杯》では、横山典=アイポッパーを「早めに仕掛けて外にだ」した武士沢=トウショウナイトが直線捉えて激勝!
「のり さんの忠告のお陰です」(武士沢)。で、1人気で、敵に塩を贈って負けた「のり教官」の立場は? ということがありました。このとき私は、なんか騎乗技術のいったんに触れたような気がしたんです。そうか、松岡が穴をあけるのは「早めに仕掛けて外に出」しているからなんだ…。実際、レースの中で騎手たちが何をしているか、また「早めに仕掛けて外に出す」ことが何を意味するのか、はぼんやりとした霞の中ですが、驚いたことに、横山典のようなレベルの騎手にとっては当たり前のことを、他の騎手は実践できていない、あるいはそのような判断が何を意味するのか、さえも気づいてない、むしろこちらの事実に驚いたわけです。レース後のコメントの大半が「外に出すタイミング」について語られることを思い出しましょう。逆にいうと、どんな良い馬も、どんなよいステップで挑む馬も、それが即、好走につながるわけではないことともなりますから、やっかいですが。
以上のことは、今年の《アルゼンチン共和国杯》を勝つために何も役立ちませんが、少なくとも横山典の前で、武士沢は「早めに仕掛けて外に出す」ことを実践してくるでしょう。直線半ばではトウショウナイトが抜け出ているでしょう(ゴール前はどうか知りませんが)。