西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

勝負馬は「P感覚馬」のアルコセニョーラだ…。

「…」にニュアンスを込めたつもり。もちろん3強の一角が崩れたときに馬券になる馬。
4着以内に入る馬のことだ。
秋華賞》で狙いたいと思っている馬は、アルコセニョーラ
もちろん「P感覚馬」。ここではとりあえず各種指数を使うときみたいに受け留めてもらえれば。その上で、アルコセニョーラの狙いの理由について語りたいと思います。
この馬、珍しく、わかりやすい言葉で説明できそうな「おすすめポイント」があります。これまで【3318】の成績。ずいぶん使っているし8敗もしている点で、また純粋な新興勢力や別路線組でもないので、前走《紫苑S》の勝ち馬ながら人気になりにくい位置いるといえると思います。ただ、戦績を丁寧にみていくと、未勝利を勝ち上がってすぐに《京王杯2S》で大敗、ダート1200で大敗、といった感じで2歳を終えました。明けて、徐々に距離を伸ばして、《フラワーC》《ミモザ賞》《スイートピーS》とそれなりにクラシック路線にトライしている事実がわかる。3戦とも鞍上は池田騎手(東西リーディングを調べてみましょう)。ステイゴールド産駒特有の小柄で、コズミがち。欲張らすに、できる範囲で走らせた、といった陣営の苦労が見える気がしませんか? 池田の騎乗は「ひたすら折り合いに専念」という感じ。その割には、距離が伸びるにつれて走れるようになってきています。ちなみにデビューは芝1200、芝1000だった馬です。
8敗というのは、こんな過程で積み重なったもので、それなりの納得できる理由があります。
馬が変わったのが、週刊競馬ブックにもある通り、《スイートピーS》後に一息入れてから。夏競馬のはしりの福島の500万で2着。このときは川崎競馬の今野騎手が乗っていた! 《織姫賞》(500万)ではクロコレーヌを退け、新潟《信濃川S》(1000万)ではダイイチアトムの2着、そして前走、大外をひとまくりで、ラブカーナの追撃を凌ぎきったのです。
とりあえず、以上で3強以外のライバルとは差がない、ということがいえるのではないでしょうか。身体に芯が入るに従って距離を伸ばし走りが安定という点や、ステイゴールド産駒であることからも、スタミナありそうです。《秋華賞》向きといえるでしょう。
さらに、短距離路線での走りの質を見る限り、スタミナとスピードを兼ね備えているらしい点も好感。あとは関東馬だけに輸送が鍵といえるでしょう。
(※合理的な理由が説明できる、ときほど落とし穴がある、といのが競馬の予想ですが)。
明日は、《府中牝馬S》の勝負馬を公開します。