西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

土曜日の《立待岬特別》は、ゼットカークが1着! 

昇級初戦を大敗した馬を軸にしているのだ。
1)マルタラブにはおてあげ。芝全敗、前走、前前走、函館大惨敗。とはいうものの、今年前半の競馬本の売れ筋ナンバーワンの棟広流に従うなら、結局のところ「来る馬は一頭しかわからない、相手を絞るのは無謀(不遜)」とされているから、藤田騎乗で3人気まで買われていたとはいえ、ゼットカーク→流し、でもうなんの課題も残っていないことになる。しかも、《立待岬特別》は、曲がりなりにもキングが3頭いたので、総流しの必要はなかったわけで、馬連で9点で良かったわけだ。
軸(K)からブリッジ先には、夏の北海道の鉄則である3歳牡馬、それからクイーン、というのが良さそうだ、というのが教訓だ。
小倉記念》でも1頭軸がアタマなのだから、ひ〜、というばかりではない、ということはちょっと強調ておこうっと。

◎土曜日の感想…幸騎乗停止。…人はいつも同じことを繰り返す=《小郡特別》の佐藤哲、同じ馬、同じコース、同じ距離、同じ枠、で同じように乗って間に合わず。=《立待岬特別》の長谷川も同じ馬、同じコース、同じ距離で同じように強気に乗って同じように沈む。
新潟11R《長岡特別》では52キロ=エフテ−ストライクが3着で穴をあけた/新潟10R《信濃川特別》は3歳牝馬で51キロのアルコセニューラが2着/函館9R《みなみ北海道S》は52キロのメジロコルセアが逃げ切り勝ち/《立待岬特別》はマルタラブが52キロで100万円馬券。
東スポの「馬単三国志」が「恵ぐまれたと思えば買え、見込まれた(不利だ)と思えば消せ、ハンデなんてその程度の意味しかない」と書いている。なぜ、そのような常識がまかり通るのか? それはJRAの歴史において、ハンデの持つ意味はその程度でしかない、からだ。しかし、原理的にはハンデ差は恐ろしいほど正直である。その証拠は、JRA競馬の歴史を形成してきた環境を撹拌する「夏競馬」の決着をみるだけで挙がる。夏が荒れるのは、環境の撹拌にあるのだ。
《小郡特別》のタムロスターディは57.5キロ、これが夏競馬で何を意味するか? はいうまでもないだろう。
(それでもあの、いった!いった!はないんじゃないの?)。《小郡特別》は予想ブログにも書いたように、典型的な夏競馬なので、このレースをみることで夏競馬とはなにかを体得するのもいいだろう。下級条件、午前中のレース、前のこり、短距離、時計が速い馬があっさり、これらの条件をすべて備えている。逆にいえば、中央場所の上級条件で、同じような感覚で競馬をすると痛い目にあうのだ。