西門慶二の競馬日記

馬が走っているギャンブルなのだから、馬と馬の関係を理解すれば馬券は当たる! このブログは「馬関係」からでも競馬予想はできる、ということを証明するためのものです。牝馬が絡んだ同路線組に注目した、いわゆる「特殊馬関係」としてのキング&クイーンの法則から、より広く「馬関係」を捉えるための新一般馬関係理論へ! 誰も手をつけなかったまったく新しい領域、まったく新しい方法論によって競馬に挑む。それが西門慶二の競馬理論です!

【前日メモ】《アクアマリンS》

□中山11R《アクアラインS2019》
Ga{Q6.9&K16>4>2}
Gb{Q6&K4>2>16}
馬関係グルーピング]
A{6.9} B{15.16} C{2.4} E{1.6.9} e{5} F{3.8.12.13.14} H{8.12.13.14}
【展望】Ks{2.4.6}。16)リュウノユキナvs2)ヤマニンレジスタの構図。4)ブラックランナーは軸候補にはしづらいか。
なかでも大外枠のリュウノユキナが信頼できそう。
トップハンデの1人気だが、ヨシトミ先生はこと中山ダ1200m大外だけは得意中の得意だから。


【参考・馬関係&着順】
>2018年
中山10R《アクアラインS》
Ga{Q9&K11>1>14}
Gb{Q7&K8>12}
Gc{Q9.15&K11>14}
A{7.13} B{1.8} C{11.15} D{9} E{2.16} F{3.4.5.6.10} H{3.7.16}
【結論】ksを手広く{1.8.12}ととる。相手は牝馬のトレンド型CD組の{9.15}。
【買い目】3連複フォメ {9.15}→{1.8.12}→{2.4.6.10}{1.8.12} / ワイド 2→{1.8.11}

◎レース結果 6-9-1--4-5 F-DFT-B--F-F 3連複5850円 F-DFT-Ks--F-F

【金曜メモ】 《阪神ジュベナイルフィリーズ》枠順確定

《阪神JF2019》
【馬関係のグルーピング】

01 ヤマカツマーメイド (B)
02 カワキタアジン (E)     
03 ウーマンズハート (e) (ビュイック)
04 レシステンシア (A) 
05 ボンボヤージ (F)
06 クリスティ (F)
07 ロータスランド (F)
08 オータムレッド (A)
09 マルターズディオサ (e)
10 クラヴァシュドール (JJ)
11 ルーチェデラヴィタ (A)
12 ヒメサマ (e)
13 ジェラペッシュ (JJ)
14 スウィートメリナ (F)
15 リアアメリ (A)
16 エレナアヴァンティ (B)

[馬関係グルーピング]
A{4.8.11.15} B{1} C{…} E{2} e{3.9.12} JJ{10.13} F{5.6.7}

「第4の馬」候補を探したいが、オータムレッドもA組な上に、変わり身がありそうで新たなに注目。新種牡馬では、キズナでなくワールドエース産駒というストーリーかもしれない。vsマルターズディオサ(e)といったところか。

【週中展望】 《阪神ジュベナイルフィリーズ》 出走馬確定

阪神ジュベナイルフィリーズ2019》

【馬関係のグルーピング】
ウーマンズハート(e)
リアアメリ(A)
マルターズディオサ(E)
クラヴァシュドール(JJ)
クリスティ(F)
ルーチェデラヴィタ(A)
レシステンシア(A)
ヤマカツマーメイド(B)

なんか綺麗に分かれました。今年はC組に入る馬はいません。
ディープvsハーツ、新種牡馬キズナ3頭、ファンタジーS組。
馬券的には、マルターズディオサの食い込みがもっとも美味しい?


【参考・馬関係&着順】
2018 1着A 2着F 3着A 4着A
2017 1着A 2着E 3着JJ 4着A
2016 1着F 2着A 3着e 4着E
2015 1着A 2着C 3着C 4着A
2014 1着F 2着A 3着A 4着A

週中展望 《阪神ジュベナイルフィリーズ》 その2《血統》

毎年毎年、新たにすごく強い馬がでてくるので、なかなか穴狙いは厳しいレース。
素直に評判馬を買うのが正解で、当ブログの過去2年の予想を見返してみると、素直に買って当てていました(ぜんぜん覚えてなかったですがw)。
今年も上位3頭の優位は動きそうにもありませんねえ…。

2019《阪神JF》有力馬

リアアメリディープインパクト×アンブライドルズソングMr.P)ノーザンファーム

ウーマンズハートハーツクライ×ジャイアントコーズウエイStromCat)
クラヴァシュドールハーツクライ×ジャイアントコーズウエイStromCat)

クリスティキズナ×クロフネ
マルターズディオサキズナ×グランドスラムWoodMan
ルーチェデラヴィタキズナ×トウカイテイオー

【血統的興味】
配合のトレンドとしては、サンデーサイレンスの血を前提として、クロフネストームキャットが入っている配合の馬が好成績を収めています。爆発的末脚が要求されるレースだから、クロフネストームキャットのパワーが必要ということでしょうか。
(だいたいクロフネサプライズという馬が馬券圏にきているくらいですからね)
という点を頭に入れつつ、当ブログが追及したい「血統的興味」は2つあります。
「見た目の血統」がよく似ているウーマンズハートクラヴァシュドールについて、血統的のどちらの馬を買いたいのか? 
もうひとつは、新種牡馬キズナ産駒のうち、クリスティマルターズディオサのどちらの血統が嵌っているのか?

クリスティキズナ×クロフネなのでこちらを買うべきなのか?
血統を「基底的(ラディカル)」に見てマルターズディオサに可能性を見出すのか?
だいたいこのあたりことを考えながら予想したいと思っています。

【参考】
2018年
2着 レンブーケドールディープインパクト×ヨハネスブルグStromCat)
3着 ビーチサンバクロフネ×サンデーサイレンス
2017年
2着 リリーノーブル(ルーラーシュップ×クロフネ

【週中展望】 《阪神ジュベナイルフィリーズ》

今年はどうも例年より馬関係が淡白な感じです。A組が順当に走りますが、リアアメリアがA組になりそうなのでなかなか難儀ですね。
リアアメリウーマンズハートクラヴァシュドールの壁は厚そうですが、まあ2歳の牝馬なので、4番手評価の馬が少し高めを連れてきてくれると嬉しいですが…たとえば2014年のココロノアイ(4人気)はA組で3着でした。 2015年のウインファビラス(10人気)はC組で穴。2017年のマウレア(4人気)はJJ組で3着。

【馬関係&着順】
2018 1着A 2着F 3着A 4着A
2017 1着A 2着E 3着JJ 4着A
2016 1着F 2着A 3着e 4着E
2015 1着A 2着C 3着C 4着A
2014 1着F 2着A 3着A 4着A



【参考・過去2年の予想&結果】
2018
阪神11R《阪神JF
A{1.8.13}{4.11.16} B{7} C{…} E{12} e{2} JJ{3.15} F{5.6.9.10.14.17.18} H{…}
【結論】血統的には、9)クロノジェネシス、10)タニノミッション、11)ビーチサンバらの母父SS、Robert系の走りに興味があるが、ここは一般馬関係のグループ別フォーメーション作戦で攻めたい。基本形は、軸A組から{E組}{F組}を絡めて買い目を組みたい。
A=13)ダノンファンタジー
E=12)レッドアネモス、F=5)メイショウショウブ、9)クロノジェネシス、10)タニノミッション
【買い目】3連複 13→{5.10.12}→{5.10.12}{1.2.3.4.8.9.11} / 馬連 13→{2.3.5.9.10.12} / 三連単フォメ {13}→{5.9.10.12}→{5.9.10.12}{4.11}
◎レース結果 13-9-11--4-3 A-F-A--A-JJ 馬連640円 3連複1310円
2017
阪神11R《阪神JFk》※買い目変更済み(12ヒモ追加)
【馬関係によるグループ分け】
A{2.8.11} B{1.10} C{…} D{…} E{6.7} F{12.16.18} JJ{3.15}{5.13}{4.14}{9.17} H{18}
【結論】若駒戦だが一応、頂点のレースらしく馬関係が形成されている。例年の傾向を見ると断然Aグループが走っている。⭐︎11)ラッキーライラック
【買い目】単複 11 / 馬連 11→{1.2.4.6.12.17} / 3連複 11→{7.18}→{6.18}{1.2.4.6.12.17}
◎レース結果 11-7-4--8-16 A-E-JJ--A-F 馬連920円 3連複2160円

【レース回顧】 日曜日は久しぶりの「キング&クイーン祭」の様相!

先週の日曜日は久々の「キング&クイーン祭」の様相を呈していました。
良い機会なので、ここで馬券術としての「キング&クイーンの法則」をおさらいしてみましょう。

阪神メインの《逆瀬川S》には「(特殊)馬関係」が存在しました。特殊というのは「牝馬」が絡んでいる関係という意味で使っています。
「馬関係」というのは、過去走の対戦関係のことで、いわゆる同路線組の馬が3頭以上出走してきているものをさします。
具体的にいえば《逆瀬川S》では G{Q9&K10>2>8} という略式表記のような「関係」がありました。
この「略式表記」の読み方を以下に解説します。

Gというのはグループのこと、いわゆる同路線組のことです。同路線組かどうかは馬柱を見ればわかりますが、いちいちチェックしていくのは時間がかかるので、私は「東京スポーツ」に載っている「対戦成績表」と、keiba.yahoo! の「対戦成績」を使って時間を節約しています。
逆瀬川S》ではG=《ムーンライトハンデキャップ》組に「(特殊)馬関係」がありました。
《修学院S》において、2)ワイプティアーズと8)サトノグランと9)イストワールファムと10)レッドガランの4頭がいっしょに走っていました。そして今走の《逆瀬川S》でもまた同じレースを走る=同路線組(G)を形成していたわけです。
この4頭のうちイストワールファム牝馬です。牝馬1頭以上と牡馬2頭以上、合計3頭以上の馬たちによって形成されている同路線組があれば、それは「(特殊)馬関係」がある、ということができます。
この「馬関係」を表したのが G{Q9&K10>2>8} です。
Q9=イストワールファム牝馬。「>」は不等号のことで、レースの着順を表しています。
10がレッドガラン、2がワイプティアーズ、8がサトノグランの牡馬たちを表しています。
馬関係を形成している主要な牡馬たちをKs(キングス)として扱います。《逆瀬川S》でいえば、KSとは{2.8.10}の牡馬たちのことです。牝馬イストワールファムクイーン(Q)と呼びます。クイーンは主要な馬券対象とする、というのが手筋です。
さて、馬券術としての「キング&クイーンの法則」では、同路線組の牡馬のなかでもっとも有力な馬(目安としては最先着馬)を軸候補(K/キング)とするのを「手筋」としています。軸馬は最先着の10)レッドガランとなります。

G{Q9&K10>2>8} をいまいちど、わかりやすく書き出すと、以下のようになります。

12/1阪神11R《逆瀬川S》10ト
G=《ムーンライトハンデキャップ》組
2)ワイプティアーズ(5人気)
8)サトノグラン(10人気)
9)イストワールファム(牝/6人気)
10)レッドガラン(2人気)

レース結果は 10-2-7--1-5 馬連1570円 3連複13010円

Ksのうち、レッドガランワイプティアーズのワンツーでした。
サトノグランはちょっと買えないので、実質、レッドガランvsワイプティアーズの構図といったレースでした。
実際の馬券は、1人気の5)シンギュラリティを1軸に{2.10}にブリッジさせてしまったため、外れました…。
シンギュラリティはそこまで抜けて強い馬でないうえに、休み明け。馬券本線はたとえば、馬連 {2.10}×{…}とするべきでした…。
ちなみに、このレースにはもうひとつ牝馬が絡む馬関係がありました。
それは《修学院S》組で、ワイプティアーズテイオービクトリー(牝)とアンネリース(牝)によって形成された関係です。この場合は牡馬1頭に牝馬が1頭以上の関係ですので、特別に「同伴関係(D)」という呼び方を与えています。
ちなみに今走《逆瀬川S》において、3着に入って穴をあけ、3連複万馬券を呼び込んだ馬が7)アンネリース)だったわけです。同伴関係も牝馬が絡んでいる以上無視できないんですね。

以上、例によって、平易な説明をすればするほど、まどろっこしい書き方になってしまいましたが、「キング&クイーンの法則」とは、具体的にいえば以上のような手順を踏んで馬券を組む馬券術のことなのです。
競馬理論としての「キング&クイーンの法則」としては、馬とはただ1頭の牡馬(スタリオン牡)が複数の牝馬を従えるワンメールユニット(ハーレム群)を形成する動物である以上、牝馬の絡む同路線組(顔見知関係といいがえてもいいですが…)の存在が、レースになんらかの影響を与えているのではないだろうか? という仮説のもとに出来上がったものなのです。

□中山9R《南総S》でもキング&クイーンの法則が炸裂していた! 人気薄キング3連複5万円馬券!

同日(12/1)に行われたもうひとつのキング&クイーンの法則決着(以下K&Qの法則)も取り上げてみたいと思います。
競馬理論、馬券術がほんとうに効果的かどうかは、予想の再現性にかかっているといえます。同じ方法論による予想で、同じ馬券術の手順で、また同じようなレース結果が得られる。再現性とはこういうことをさします。
では、中山9R《南総S》をK&Q式に振り返ってみましょう。

中山9R《南総S》16ト
Ga{Q12&K1>4}※4休明
Gb{Q7&K9>11}

と略式記号で記しました。上記の《逆瀬川S》で解説した通り、これは…K&Qの法則でいうところの特殊な(牝馬が絡んだ)同路線組(G)が2つあったということを表しています。

中山9R《南総S》は、
Ga=《桂川S》組
1)ニシオボヌール(9人気)
4)スワーヴアーサー(7人気)
12)タケショウベスト)(11人気)

Gb=《道頓堀S》組
7)トワイライトライフ)(14人気)
9)ブラッククローバー(10人気)
11)プレディクト(16人気)

となります。それぞれの同路線組においていっしょに走った馬が、今走でもまたいっしょに走る、というわけです。
牝馬が1頭、牡馬が2頭いる関係なので、K&Qの法則における「(特殊)馬関係)の成立です。
さて、この馬関係に絡んだ牡馬をKsと呼び、Ks{1.4.9.11}ととります。牝馬クイーン(Q)と呼び、Q{7.12}になります。
このKs{1.4.9.11}は馬柱をみてもまったくパッとしない馬たち…。実際の馬券では、私はヒモに4)スワーヴアーサーだけを拾ってみました(一応{1.9}は最先着ルールにおけるキングになりますが…)。
ところが、蓋をあけてみればレース結果は驚くべきものとなりました。

南総S
1着 2)マリアズハート)(1人気)
2着 1)ニシオボヌール(Ks)
3着 9)ブラッククローバー(Ks)
馬連6850円 3連複54320円

Ks{1.4.9.11}のうち、{1.9}が人気薄で激走、3連複万馬券となりました。
先にみた《逆瀬川S》とまったく同じ手順によって選び出されたKsが2頭とも馬券圏に入りました。
フォーメーション馬券なら Ks→Ks→{…} としていれば、2鞍とも的中に大きく近づけたはずだった、ということになります。
予想&馬券の再現性という必勝法の条件が見事に達成されているのがおわかりでしょう。
実際問題として、最内枠が有利であったとしても、また丸田や杉原といった騎手が、他馬に乗って追い込みに回ってへぐった、という紛れがあったとしても、ニシオボヌールブラッククローバーを「軸候補」にできる(可能性がある)馬券術というのは、いまさらながらに驚くべきものがあると自賛したいと思います。
特に《チャンピオンズS》で、血統、血統と大騒ぎして、選んだ馬がたかだが5人気の馬で、あげくの果てに福永小僧のどヘグリにあって轟沈した日曜日、K&Qの法則がこれほど見事に連続炸裂した光景を目の当たりにして、あらためてこの法則は競馬の「真実」の一端に届いているんだな、という確信を深めた次第です。
馬と馬が「相互作用」してレース結果に影響を及ぼす。それが競馬というものの真実なのだと思うわけです
<了>

的中報告

2019.12.01日曜日
⭐︎★的中⭐︎★中京11R《チャンピオンズカップ》 馬連960円 (ダート班かわぐちさん)
⭐︎★的中⭐︎★中京11R《チャンピオンズカップ》 複勝130円 (ダメ元さん・ギャンブル馬券M)
⭐︎的中★中京4R《芝1200m、未勝利》 単勝400円 (ダメ元さん・ギャンブル馬券M)